麦わら帽子

酷暑の中、市川団十郎白猿丈の八千代座公演が、昨日千穐楽を迎え、御一行は東京他各地へ移動されました。7月25日に強烈な夕立が来て、ノボリの竹が3、4本折れてしまいました。次の日も、前の日ほどひどくはありませんでしたが、夕立が来ました。夏の天気にありがちな、夕立が続く心配をして、テントの準備や傘立ての準備をしたのですが、公演期間は一度も雨が降らず、なんとか無事にお客様をお迎えできました。 酷暑の中、八千代座の入り口前でのご案内は体力勝負だと思いましたので、ボランティアの皆さんのために、急遽麦わら帽子を準備しました。 それが良かった。 麦わら帽子は、炎天下でのお仕事が苦になりません。こんなに気分をあげることができる物は、他にないでしょう。外に出ても、きつくないのです。そして、3日間、スタッフの皆さんは全員元気なまま千穐楽を迎えられたのです。 娘が山鹿中学校のブラスバンド部で、炎天下に麦わら帽子をかぶってマーチングの練習をしていたことを思い出して、改めて麦わら帽子の偉大さに気づかされました。